若い頃の旅は、とにかく詰め込むものでした。
安く行く。
たくさん回る。
多少疲れても、思い出になればいい。
でも40代・50代になって、その旅のスタイルが少しずつ合わなくなってきました。旅のあとに、疲れが残るようになった。帰宅してから何日も体が重い。写真は残っているのに、記憶が曖昧。「楽しかったはずなのに、どこか消耗している」旅が嫌いになったわけではありません。ただ、旅の”やり方”が今の自分に合っていなかっただけなのです。
なぜ大人になると旅の仕方が変わるのか
体力の回復に時間がかかるようになった
40代・50代になると、旅の疲れを引きずるようになります。朝早い出発、長時間の移動、慣れない土地での緊張。これらは若い頃なら一晩寝れば回復したものでした。でも今は、疲れが数日、時には一週間も続くことがあります。
「量」より「質」を求めるようになった
大人になると、「どれだけ見たか」より「どう感じたか」が大切になります。5つの観光地を駆け足で回るより、1つの場所でゆっくり過ごす。その方が、記憶に残り、心が満たされることに気づいたのです。
日常に戻る体力も考えるようになった
旅から帰った翌日、仕事や家事が待っています。旅で全力を使い果たしてしまうと、日常生活に支障が出てしまう。だからこそ、旅先での過ごし方だけでなく、「帰ってからの自分」のことも考えるようになりました。
40代・50代からの旅は「快適さ」を優先する
気づいたのは、大人の旅に必要なのは刺激よりも快適さだということ。
移動で無理をしない
早朝フライト、深夜バス、乗り継ぎの多い経路。これらは確かに安く済みますが、到着した時点で既に疲れてしまっています。40代・50代からの旅では、移動時間を少し短くする、座席のグレードを上げる、そんな選択が旅の質を大きく変えます。
宿泊先は「休める場所」を選ぶ
若い頃は、「寝るだけだから」と安い宿を選ぶこともありました。でも今は違います。質の良いベッド、静かな環境、快適なバスルーム、場合によってはキッチンや洗濯機が付いたお部屋を選ぶこともあります。これらは贅沢だけではなく、滞在をより楽しむための必要な投資です。快適な場所を選ぶことが、旅全体の満足度を高めてくれます。
スケジュールに余白を作る
朝から晩まで予定を詰め込むのではなく、余白のある旅程を組む。午後はホテルでゆっくり過ごす、カフェで本を読む時間を作る、予定を入れない日を設ける。この「何もしない時間」こそが、心を満たしてくれることに気づきました。
旅の質を上げる準備と持ち物
大人になってから気づいたこと。それは、旅の質は「準備」で決まるということです。
スキンケア・ヘアケアは妥協しない
旅先でも、いつものスキンケアを使う。サンプルや試供品で済ませると、肌が荒れたり、髪がまとまらなくなったりします。少し荷物が増えても、使い慣れたケアアイテムを持っていく。それだけで、旅先でも自分らしくいられます。
歩きやすい靴は必須
おしゃれな靴を履きたい気持ちもありますが、足が痛くなると旅全体が台無しになります。履き慣れた歩きやすい靴、長時間歩いても疲れにくいインソール、必要なら予備の靴も。足元の快適さは、旅の楽しさに直結します。
体調管理のための小物
常備薬、サプリメント、マスク、除菌シート、ハンドクリーム。これらは「もしも」のためのアイテムですが、持っているだけで安心感が生まれます。特に40代・50代になると、環境の変化に敏感になります。備えておくことで、心に余裕が生まれるのです。
荷物は「必要最小限+α」
「念のため」と詰め込んだ荷物は、移動の負担になるだけです。本当に必要なものだけを選び、プラスアルファとして「自分を労わるもの」を加える。お気に入りの香り、リラックスできる音楽、読みたかった本。この+αが、旅を特別なものにしてくれます。
旅のスタイル別:大人女性におすすめの過ごし方
温泉旅行:癒しを優先する
40代・50代に人気の温泉旅行。観光スポットを回るより、宿でゆっくり過ごす時間を大切に。何度も温泉に浸かり、美味しい食事を楽しみ、部屋でのんびり過ごす。これこそが、大人の温泉旅行の醍醐味です。
都市観光:拠点を決めてゆっくり
都市を訪れるときは、宿泊先を転々とするのではなく、一箇所に滞在するスタイルがおすすめです。荷物の移動がないだけで、疲労が大きく軽減されます。午前中だけ観光して、午後は宿でリフレッシュ。夕方から街歩きを楽しむ。そんなゆとりのあるスケジュールが、心地よい旅を作ります。
海外旅行:時差と移動距離を考慮
海外旅行では、時差ボケと長時間フライトが体への負担になります。到着日は移動だけで終わらせ、翌日から観光を始める。帰国前日も、予定を入れずに体を休める。滞在日数に余裕を持つことで、帰国後の疲れが全く違います。
旅の仕方を変えて気づいたこと
旅から帰っても疲れが残らない
快適さを優先した旅では、帰宅後の疲労感が全く違います。翌日から普通に仕事ができる。むしろリフレッシュして、前向きな気持ちになっている。これが、大人の旅の目指すべき姿だと思います。
記憶に残る旅が増えた
詰め込まない旅では、一つ一つの体験を丁寧に味わえます。カフェで飲んだコーヒーの味、街角で感じた風、ふと見上げた空の色。そんな小さな瞬間が、かけがえのない思い出として心に刻まれるようになりました。
「また行きたい」と思える場所が増えた
若い頃は、「一度行ったら終わり」という考え方でした。でも今は、心地よかった場所に何度も訪れたいと思うようになりました。季節を変えて、時間帯を変えて、同じ場所を味わう。それもまた、大人の旅の楽しみ方なのです。
日常の過ごし方も変わった
不思議なことに、旅の仕方が変わると日常の過ごし方も変わってきました。無理をしなくなった。取捨選択が上手くなった。「全部やらなくていい」と思えるようになった。旅は、人生の縮図のようなもの。だからこそ、心地よい旅の選択をすることは、心地よい人生を選ぶことにつながるのです。
まとめ:旅は「頑張るもの」から「労わるもの」へ
40代・50代からの旅は、非日常であると同時に自分を取り戻す時間でもあります。無理をしない。比べない。詰め込まない。そのための準備と選択を、Suteqiでは大切にしていきます。旅を快適にする考え方、体調を崩さないための工夫、大人女性に合う旅道具。これらを通じて、「旅を頑張らない」ための選択をこれからもお伝えしていきます。旅は、人生を楽しむための余白。その余白を、心地よく満たしていきましょう。
